✍️ 断定してから反省する――後発的な客観性の強み

1. 客観性の二つのタイプ

  • 先発型:最初から公平に全体を整えて出す。安定感があるが、スピードや独自性に欠けやすい。
  • 後発型:まず断定的に言い切り、外に出したものを反省・修正して整える。誤解を招きやすいが、勢いと独自性に富む。
  • 私は明らかに後発型にあたり、断定と反省のセットで思考が深まる。

2. サイクル

  • 断定アウトプット:思考を勢いで外部化し、自分の切り口を明確に打ち出す。
  • 反省インプット:記事や発言を振り返り、足りない視点や言いすぎた部分を見直す。
  • この循環によって、偏った主張も時間をかけて客観性に近づいていく。

3. 弱みに見える点

  • 網羅性の不足:最初は一つの視点に絞りすぎるため、バランスが悪く見える。
  • 感情の強さ:断定する姿勢が強調され、攻撃的に見えてしまうことがある。
  • 誤解されやすさ:意図が伝わる前に「偏っている」と判断されやすい。

4. 強みになる点

  • 勢いと独自性:断定するからこそ、独自の切り口が立ち上がる。
  • 外部化の効果:書いたものを「対象」として見直せるため、自然に反省が働く。
  • 成長の速さ:断定と修正を繰り返すことで、他の人より早く学びを積み上げられる。

5. まとめ

  • 私は「後発的な客観性タイプ」であり、断定と反省のサイクルを通じて客観性を育てている。
  • 最初のアウトプットは偏っていても、修正を重ねることで独自性と客観性が両立する。
  • 客観性は完成品として最初からあるものではなく、プロセスを通じて磨かれていくものだと思う。